〈参観日〉
6月2日(土)に参観日が行われました。
子供達はお家の方と工作をするのを楽しみにしていました。沢山のお家の方の前で緊張しながらも頑張っていました。
お家の人と一緒にコミュニケーションを図りながら作った工作で夢中になって遊び、とても楽しく過ごす事が出来たようです。進級・入園から約二ヶ月の間に成長した子供達の姿をご覧頂けた事と思います。これからも様々な経験を通し心身共に逞しく成長して欲しいと思います。
参加して下さいましたご家族の皆様、本当にありがとうございました。
〈内科・歯科検診〉
6月15日(金)、22日(金)に内科検診が行われました。最初は、「恐いのかな」と不安になり、緊張をしていた子供達の姿が見られましたが、検診の後には、「怖くなかったね」「痛くなかったよ」等と友達同士で仲良く話し合う姿が見られました。
6月26日(火)に歯科検診がありました。子供達は、緊張しながらも姿勢を正し、大きなお口を開けて受けていました。歯科検診を通して、歯の大切さを学んだと思います。又、29日には避難訓練があります。避難訓練を通して災害の恐ろしさや命の大切さを伝えていきたいと思います。
〜報恩の日〜
今から350年程前に初代仙台藩主伊達正宗公によって貞山運河が着工し、四代藩主綱村公(東園寺殿故羽林中郎将肯山全提公大居士)に引き継がれ完成しました。しかし、この運河の完成により栄えていた塩釜の町は、さびれてしまい離村する住民が多かったと言われています。この時貞山公は塩釜港寄港の命令、税金の免除、助成金交付等…九ヶ条の特権を塩釜に与えました。これによって塩釜の町はにぎわい、港は大きくなりました。現在の塩釜があるのは綱村公の御遺徳があってのものなのです。
6月20日は、綱村公の御命日です。肯山公が逝去された時、村民はとても悲しみ伊達家より位碑を頂き、東園寺に安置し毎年6月19日逮夜の日に村長以下住民が東園寺に集まり供養を行い、翌20日には村長が代表して仙台の大年寺墓所に墓参りするようになりました。この麗しい報恩の行事は綿々と現在まで続いています。
私達が今生きているのは祖先あってのものです。その祖先のつながりの中に綱村公という藩主がいらっしゃること、そしてその偉業が現在まで引き継がれていることを忘れず、塩釜市が住みよい町となることが、綱村公に対する報恩行であると思います。 |