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和顔愛語(わげんあいご)…寒さに負けず、仲良く遊ぼう |
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新年を迎え三学期が始まりました。年長児は就学、年中少児は、進級に向けて新たな気持ちで登園している毎日ではないかと思います。
さて、今月の目標は「和顔愛語」です。和顔とは柔和な顔、いつもにこやか寛容の精神を表わす言葉だそうです。愛語は、愛欲の如き自己中心的な愛ではなく、伸の慈悲の如き人の為を思う愛から発せられた言葉を表わします。
保護者の方々は、常に子供達と笑顔で接しながら沢山会話をしていますか?
園生活の中でも、友達同士や教師とのコミュニケーションを大切にした保育をしています。
各クラス毎で冬休みの楽しかった思い出を皆の前で発表する子供達。最初は緊張していた子供達も前に立つと、大きな声で「おもちを沢山食べたよ!」「温泉に行ったよ!」「冬休みはジャスコに行ったよ!」と満面の笑みで話してくれる子供達。発表を聞いている子供達も「僕も行ったよ!」と共感しながら真剣に聞き入る姿が見られました。又、正月遊びでかるたをしました。皆、真剣にかるたを見つめ、教師の読む声を聞きながらかるたを取る姿が見られました。「先生取れたよ!」と取れた事をとても嬉しがる子供達の姿が見られました。
喜びを友達や教師と話し合い、日本の良さを子供なりに楽しんでいるようであれば、それを友達の前で一人ずつ発表し合うと色々な経験をしてきている事をお互いが知る事が出来、いい事だと思います。
子供らしい喜怒哀楽して、共感したり、不思議と思える未知の体験をしたり、それを人前で話す事により、話し言葉の楽しさや難しさを体験する事が出来ると思います。私たち保育者は、子供の話の上手な聴き手になり、ひとり合点になりがちな話し言葉を「誰が、いつ、どこで、何をしたか、それでどうなったか、どう感じたか」等、話し言葉の正しい練習をも楽しみながら一緒に過ごして行きたいと思います。
特に年長児は後二ケ月余りで小学生に、年中少児は進級になりますがその心構えの準備を今月頃から心掛けていきたいと思います。
お家の方々も一年を振り返りながら子供達との思い出を話し合う機会を沢山作って頂けたらと思います。
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