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報恩感謝(ほうおんかんしゃ)…社会や自然の恵みに感謝しよう |
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私たちの生活において、基本の柱となっているものは、衣(服装・ファッション)、食(食事・文化)、住(住居)です。これらは全て、数知れない多くの生産者の方々によって作られ、生活が成り立っています。
その中でも、私達にとって無くてはならない食。主食として「お米」は、誰にでも親しまれています。私たちが毎日食べているお米は、田植えという作業を通して作られています。昔は、田植え機等の機械は無い為、すべて手作業で田植えを行っていました。今では、便利な世の中になり、田植え機を使って作業をしていますが、どちらにしても大変な苦労と重労働だという事に変わりはありません。
今では、コンビニやスーパーに行けば、有り余るほどの食べ物が並んでおり、それが当たり前になっています。普通に生活をしていると、なかなか食べ物のありがたさを実感するという事がありません。しかし、その裏には生産者の方々の苦労があるのです。
「報恩」には、恩に報いること、恩返しをすることという意味があります。「感謝」は、ありがたいと思う心を表すことです。「ありがとう」という言葉ほど、多くの人に好まれ、使われている言葉はありません。
食事をする際、「いただきます」の他に、私たちに命を分け与えてくれる食べ物に心から「ありがとう」と手を合わせ感謝の気持ちを述べる事で、大きなエネルギーを分け与えて頂けるような気がします。
現代では、人に何かをしてもらう事が当たり前という考えになりつつあります。人に手助けをしてもらった時、自然と「ありがとう」と言える事で、人間関係が深まり、恩返しに繋がるのではないかと思います。
私たちも日々、感謝の気持ちを忘れずに生活し、子供たちにも感謝の気持ちが育つよう保育にあたって行きたいと思います。
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