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持戒和合(じかいわごう)･･･きまりを守り、集団生活を楽しもう |
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入園・始業式から早２ヵ月が経ちました。４月は泣いて登園してきた子供達も、今では園生活に慣れ、笑顔で友達や教師と関わる姿が見られるようになりました。
さて、今月の徳目は持戒和合です。持戒とは、決まりを守る事・常に自己を反省するという意味です。和合とは、和やかに力を合わせるという意味です。その二つが合わさり、「きまりを守り、集団生活を楽しもう」という意味が持戒和合には込められています。
周囲の人達と共に安心して生活する為には社会のルールを守る事が最低限のマナーといえます。和やかな関わりを築く為にはとても大切な事です。その意識を皆が持ち、些細な気遣いや思いやりを持つ事で良い人間関係が築けるのではないでしょうか。
それでは、子供達はどのように「持戒和合」の精神を学ぶのでしょうか。毎日の園生活の中で、集団でのルールを学び、友達と協力しながら遊ぶ楽しさを学んでいます。幼稚園の中で子供達の姿を見てみると、遊びに夢中になり過ぎて玩具を独占してしまう事や「混ぜて」を言えずに戸惑う事があります。
集団遊びを楽しむ為には、遊びのルールを守り、積極的に友達に声を掛けることが大切です。４月からの生活に慣れてきた今こそ、園生活の決まりや約束事、玩具の貸し借り等、遊びのルールをもう一度再確認してみるのも良いのではないでしょうか。私達教職員も、子供達一人一人の気持ちや行動に目を配り、集団生活を楽しめるよう配慮していきたいと思います。
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