【プール熱(咽頭結膜熱)】
■症状
●喉が腫れて痛む。●結膜炎が起こり、目やにが多くなる。●39度以上の熱が3〜4日続く。●他にも頭痛腹痛といった風邪の症状が出る事もある。
■原因
●ウイルスにかかった子供の唾や鼻水、目やにや便等が感染源である。プール等でタオルに付着した目やにから感染する事もある。消毒が不十分だと目に水がかかったり、飲み込んだ事で感染する事もある。

■予防法・対処法
●症状が消えても2週間程はウイルスは鼻水や便の中に出るので、その期間はプールは避ける。●普段から手洗いをする。●プール後はよく目を洗い、シャワーでよく洗う。●他人とのタオルの共有を避ける。

※プールによく入る夏季に流行し易いので「プール熱」という名前がついたようです。プール以外にも通常の風邪のようにうつる可能性もあります。症状が出た場合は専門機関で受診して下さい。

【ヘルパンギーナ】
■症状
高熱、喉の痛みが特徴の夏風邪です。喉に水膨れが出来る為、食欲が落ちてぐったりする事があります。
■対処法
水分補給を十分に行い、プリン等噛まずに飲み込める物を与えます。高熱が3日以上続く場合は再度病院へ。

【熱中症】
■症状
●脱水症状が起こる。●体温の調節が出来なくなる。●熱痙攣が起こる。
■対処法
●日陰の風通しの良い場所に寝かせる。●吐き気や嘔吐がなければ水分を摂らせる。●濡れタオルで体を拭いたり、風を送り、体温を下げる。
■予防法
●長時間日なたで遊ばせない。●こまめに水分補給をする。●帽子を被る。


正しい対処法や予防法を知り、楽しい夏休みを過ごせるようにしましょう。