夏休み明けは長いと感じた2学期が終わろうとしています。何事でもそうなのでしょうが終わって見ればあっという間に運動会、お遊戯会と駆け抜けた気がします。
瑞巌寺などの修行道場では分厚い板を小槌で打ち鳴らし起床や就寝の刻を修行僧に知らせます。その板には「生死事大、無常迅速、時人を待たず、慎んで放逸なること勿れ。」と墨書されています。「限りある人生、いつ果てると知れぬこの生命、時は瞬く間に過ぎ去ってしまう。だからこそ怠ること無く、なすべき事をしっかり実行しなさい。」というくらいの意味でしょう。
お釈迦様の教えはこれに尽きます。
仕事に家事に子育て、保護者の方々には日々奮闘されている事でしょう!時には心身ともに疲れ果て、ついつい愚痴が出たり、大きい声を出してしまったり、自分が自分では無い感覚に陥ることもあろうかと思います。
しかし、これもまた過ぎてしまえば懐かしい思い出になる筈です。明けない夜はありません。
看よ。看よ。臘月尽く
(見ろ見ろ!12月が終わってしまうぞ!)
天然自然の恵み、そして様々な縁に支えられている私達の人生、一所懸命生きましょう!
末筆となりますが、本年の皆様方のご厚情に心より感謝申し上げます。休み中はお子様方の体調管理にご留意の上、楽しい年末年始をお過ごしください。
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