<子供がけいれんを起こした まず何をしたらいいの?>
子供がけいれんを起こしたら、まずは以下の3つを。
○保護者は気持ちを落ち着かせる。
○子供の姿勢を楽にする。
○けいれんの時間を計る。
けいれんの多くは、熱性けいれんです。熱性けいれんとは、かぜ症候群やインフルエンザ、突発性発疹など、発熱時38℃以上の急激な発熱に起こる。2〜3分程度でおさまり、けいれんの後はすぐ意識が戻ります。
けいれんは全身に左右対称に起こるのが特徴です。
<こんな時は救急車…>
けいれんが5分以上続く・呼吸障害が見られる。
●熱が無く原因が思い当たらない
●けいれんを繰り返してけいれんとけいれんの間も意識がない
●けいれんが治まった後いつでも意識がもうろうとし
<けいれんをおこした時の対応とチェックポイント>
子供がけいれんを起こしたら、ゆすったり大声で名前を呼んだりせず、衣服を緩めてその場に安静に寝かせましょう。おう吐の心配があるので、顔を横向きにします。けいれんの最中に体がぶつかってケガをしないよう、子供の周囲にある物を取り除きましょう。
けいれんのチェックポイント
◎いつからけいれんが始まったか。何分続いているか。
◎どのようなけいれんか。(熱があるか。)
◎白目をむいた時左右の目はどちらを向いているか。
◎初めてのけいれんか。(初めてでなければ何度目か。)
※チェックポイントを参考に子供の様子を観察しましょう。
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