色づいた葉も落ち始め、冬の近づきを感じます。そんな中でも元気に園庭を走る子供達。毎日元気に過ごしています。
今月のねらいは「精進努力」です。途中でくじけずに終わりまで粘り強くやり遂げようという意味が込められています。現在、子供達は来月行われる成道会お遊戯会に向けて毎日のように練習に励んでいます。特に年長組は見せ場が多くあります。遊戯・遊劇に加えプログラム最後の合奏を披露します。役割や楽器を決める際は「楽しみ。」とワクワクした様子の子供達でしたが、いざ練習を始めるとこれまでの活動より更に難しい内容で戸惑う様子や練習に飽きてしまう様子が見られました。又、思うように出来ずに泣いてしまう子供もいました。しかし、そこで練習を止めず友達に教えてもらったり、泣きながらも「頑張る。」と言って練習を続けたりする姿が見られました。練習を重ねる毎に少しずつ出来るようになると子供達の表情にも笑顔が見られるようになりました。この経験がまさしく「精進努力」の形だと感じます。
「出来ないから。」と途中で諦めてしまうとどんな事でも結果が実りません。お遊戯会という一つの行事ではありますが、この「出来ないけどやってみる。」「出来るまでやってみる。」という気持ちを持つ事が今後の子供達の心を大きく成長する為の貴重な経験だと思います。
お遊戯会本番まで残りわずかとなりましたが、園児一人ひとりが最後まで一所懸命に取り組み素敵な舞台を作って欲しいと思います。
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