冬休みも終わり、最後の学期が始まりました。久しぶりに登園した子供達は、冬休みにあった出来事を楽しそうに話してくれました。
さて、今月のねらいは「和顔愛語」です。「和顔愛語」には、寒いとき、つらいとき、悲しいときでも和やかな笑顔と思いやりのある優しい言葉をかけ仲良くしようという意味が込められています。
園生活の中で子供達は教師や友達と関わり、様々な経験をしています。4月当初、子供達は自分の意見を伝えたいという姿が強く見られる半面、その気持ちが強くなり過ぎ、相手に対して強い口調で話してしまう姿が見受けられました。自分が何気なく発した言葉でも友達が違った受け取り方をする時もあります。しかし、少しずつ子供達自身で相手にはどういう言葉で、どのような表情で関わると良いのか考えられるようになってきました。普段の生活においても、戸惑っている友達に「手伝おうか?」「こうだよ。」「頑張ろうね。」と優しく声を掛ける姿も見られるようになりました。自分が経験した嬉しい事を友達にもしてあげるという気持ちが育っているように感じます。
進学・進級まで2か月余りとなりました。特に年長児は小学校と言う新しい社会での生活が始まります。環境が変わり
関わる友達も変わる中でもこの和顔愛語の気持ちを持って過ごしていけるようこれからも保育に臨んで参ります。 |