早いもので今年度もあと少しで終わりを迎えようとしています。進級・入園当初の頃は、緊張や不安を抱えていた子供達でしたが、園生活を過ごしていく中で友達が出来、様々な行事を通して沢山の経験をし心も体も大きく成長した子供達の姿が見られるようになりました。
さて今月の徳目「禅定静寂」とは、静かな時間を持ち、物事に対し、じっくりと考える事を心掛け、正しい行動が行えるよう地に足のついた生活をしようという意味です。
幼稚園では年長組になると、坐禅や茶道や書道の活動を保育に取り入れています。坐禅は姿勢と呼吸を調え、落ち着いた心を養え、茶道では礼儀作法、書道では書の上達だけではなく集中力を高める為にとても効果的なカリキュラムです。これらの活動を通し年中少の頃よりも物事をよく考え、落ち着いて行動が出来るようになりました。
毎日は慌ただしくあっという間に過ぎ去ってしまうものですが、心を落ち着かせてしっかり地に足を付けた生活を送れるように配慮していきたいと思います。
|