11月15日は七五三参りの日ですね!最近は前倒しで参詣される方々も多いようで、先週所要で鹽竈神社を訪れた際には数多くの着飾った子供達に拝見しました。
幼稚園の七五三参りは東園寺の鎮守である稲荷不動堂に絵馬を奉納するのが恒例となっていますが、毎年、園児の皆さんやご家族がお書きになった「子供達の夢」を興味深く拝見すると同時に大願が成就するよう陰ながらお祈りさせて頂いております。
私達が幼稚園時代の夢と言えば「仮面ライダー」「ウルトラマン」だと実現性の薄い文字通りの夢のまた夢でありましたが、現代のお子さんの夢は夢というより目標に近い事柄を書く場合が多いようです。ですから昨今、子供達には神仏にお願いするだけでは無くて、目標を達成出来るように一所懸命頑張ろうと伝えています。
人間というものはそれぞれ個性がありますから向き不向きというものが存在しますが、自分が思い込んでいる向き不向きにとらわれ過ぎてしまうと本来の能力を発揮出来ないという事が多々あるように感じます。
終身雇用の時代は少々の事は我慢して仕事に取り組み、やがては熟練した技術を身に付けたのでしょうが、現今は自分自身が思い込んでいる自分の適性に迷い、辛さを乗り越えた所で得られる技量や達成感に至らず目標を変えてしまう場合も多いようです。
子供達が目標となるべきものに出逢い、ねばり強くそれに取り組めるような縁に恵まれる事を期待します。
|