冬休みがあっという間に終わり、いよいよ三学期が始まりました。久しぶりに会う友達と元気に挨拶を交わし、楽しそうに冬休みの思い出を話し合っていました。
さて、今月のねらいは「和顔愛語」です。和顔愛語とはお経の中で説かれている言葉で、和やかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接する事で自分も相手も幸せになるという意味があります。
幼稚園では、教師や同学年、そして異年齢の友達等多くの人と接しています。年少組の子供達の中には、入園当初、寂しさから泣く幼児や園生活に慣れず戸惑う幼児の姿が見られました。しかし、年長組と年中組のお姉さんやお兄さん達が笑顔で声を掛け、遊び方や園の約束事を優しく教えてくれた事で、園生活に慣れ笑顔で登園出来るようになりました。その内に、年少組の子供達も「自分も友達に優しくしよう。」という意識が見栄え、一人で衣服の着脱が出来ない友達を手伝う等、助けて貰っていた事を今度は自分がしてあげるという成長も見られるようになりました。
園生活の中では、時に友達と喧嘩をする等辛いと感じる事があるかもしれません。その様な時でも、和顔愛語の気持ちを忘れず毎日笑顔で友達と楽しく過ごしていけるよう今後も教師一同配慮していきたいと思います。
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