雨の日が続くようになり「今日はお外に行けるかな。」と外を見ながら話す子供達。戸外遊びが大好きな子供達にとって雨の日は少し物足りなく感じながらもお気に入りの長靴や傘等違った楽しさもあるようです。
今月の徳目は「生命尊重」です。自分の命を大切にするように他の人間、すべての生物の命を大切にしようと意味が込められています。
私達は、食事をする際に「いただきます。」と挨拶をします。その言葉の中には、食事を作ってくれた人、食材を作ってくれた人等、食事に携わってくれた方々への感謝や食材への感謝を表したものです。肉や魚にはもちろん命があると考えられますが、野菜や果物にも同様の命があると考えられています。このように私たちは周りの命に支えられ生活をしているのだと感じます。現在、園では年少・年中組はアサガオ、年長組はトマトやきゅうりを育てています。子供達は、自分専用の鉢で生長していく姿を楽しみにしているようです。先日、年長組のきゅうりが大きくなったので収穫し、給食の時間に全園児で食べました。年長組の子供達は自分たちで世話をしたこともあり、「美味しいね。」と喜ぶ様子が見られました。年中少組の子供達は、「まつ組さんが作ってくれたの?」「大きいきゅうりがいっぱい出来ていたね。」と話していました。
自分たちで育てるという経験をさらに発展させ、周りの人、動植物の命のありがたさを感じ、思いやりを持って過ごしていって欲しいと思います。
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