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おさなご2月号 令和5年3月更新

お詫び

保護者各位におかれまして常日頃より、当園の活動に関し格段のご厚情を賜り心より御礼申し上げます。
 さて、私事ですが去る1月10日、長年患っておりました変形性股関節症に対する人工関節置換え手術を受け、順調に回復しておりましたが、2月4日私の不注意から人工関節を挿入しておりました大腿部を骨折、2月10日に再手術し、術後4週間は免荷と言って患部である右脚に体重が掛けられず、現在は入院加療中です。医師にはせめて卒園式には帰れるように希望は申し上げましたが、現実は厳しいもので今のところ4月の退院の見込みとなっております。
 年度末の大切な時期にこのような事になってしまい、本当に申し訳なく思っております。園児の皆さんへのお話等、リモートで出来る限りの努力は致しますが、園長としての職責を果たせぬ事、深甚よりお詫び申し上げます。

令和5年2月26日 塩釜中央幼稚園園長 千坂成也

 



 お釈迦様にはお子さんが1人いました。お釈迦様が修行者になる前に生まれた男の子で名前をラーフラさんと言いました。お釈迦様が仏陀となられ、しばらくして故郷のカピラ城に帰った際にラーフラは仏陀の弟子となりました。
 ラーフラが仏弟子となると彼がお釈迦様の実子であったことからお釈迦様の居場所などをよく尋ねられたそうです。しかし、ラーフラはなかなかの悪戯小僧で、お釈迦様が境内にいる時には外出したと、外出した際にはこの辺りの何処かにいる筈ですとあべこべのことを言って人を困らせていました。
これが仏陀の耳に入ると仏陀はラーフラを呼び寄せ、次のように言いました。
「ラーフラ、私は今外から帰って来たところだ。足を洗いたいから水を持って来てくれ。」
この頃の僧侶は修行の為に履物を履きませんから、寺に戻れば足を洗うのが常でした。ラーフラはいつもの事とばかり、桶に水を汲んでお釈迦様の元に運んで来ます。
「お釈迦様、どうぞ足を出してください。私が洗って差し上げましょう!」
お釈迦様はサッと足を上げたかと思うと、その桶を足で倒してしまいました。水はあっという間に溢れ、周囲は水浸しです。
「お釈迦様、お怪我は無いですか?今代わりの水をお持ちします!」
そうラーフラが言うと、お釈迦様は言いました。
「代わりの水は持ってこなくて良い。溢れた水を全て桶に戻しなさい。」
ラーフラが困っていると、お釈迦様は続けて言います。
「溢れた水が桶に戻らぬように、口から出た嘘も口には戻らないよ。」
この後、お釈迦様は人間として生まれて来ることがいかに難しく、有り難いことかを訓戒され、ラーフラは後に数多くの仏弟子の中でも特に優れた10人に数えられる程の立派な僧侶になったそうです。
 言葉も行動も後悔のないよう日々勤めたいものです。自戒を込めて。

 

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