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東園寺所蔵書画

雲居希膺禅師 法語「夫遍參遍歴者蓋尋訪盡天下之尊宿高僧云々」

 雲居禅師が修行の心得を弟子に示した書。在家向けに書かれた墨跡と異なり、縦28㎝×横40㎝の小ぶりな紙に隙間無く厳しい訓戒が述べられています。「須らく速やかに破笠(はりゅう)もて雲を包み、痩藤(そうとう)もて月を挑げ、霜辛を喫し、雪苦を嘗むべし。」の一節は生涯にわたり深山渓谷に修行された雲居禅師の境涯を実によく表しています。ほぼ同じ内容の文書が『雲居禅師語録』(禅文化研究所p391)中にあり、下記の訓読はこれを参考にさせて頂きました。

 夫れ遍参遍歴は、蓋し尽天下の尊宿高僧を尋訪し、而して参禅学道す、之れを遍参と謂う。尽天下の勝境霊場を経歴し、而して苦修練行す、之れを遍歴と謂う。参禅学道、以て自性を見る可し。苦修練行、以て自心を明らむ可し。是の故に『勧参禅文(かんさんぜんもん)』に亦た云く、「静室虚堂、禅衣を斂(おさ)め宴坐し、青山緑水、杖錫を携えて以て経行(きんひん)す」と。若し此の如く受用せずんば、何を以てか旧業(くごう)を消遣(しょうけん)し、宿習を融通せん。老僧 当初(そのかみ)、説の如く信解し、説の如く修行す。汝等も亦た若し老僧と途を同じくし轍(てつ)を共にせんと欲せば、須らく速やかに破笠(はりゅう)もて雲を包み、痩藤(そうとう)もて月を挑げ、霜辛を喫し、雪苦を嘗むべし。徒に這裏に在って、蒲団に結跏し、終日妄想し、頭に楮被(ちょひ)を蒙り、夜は閑眠せんと意い、虚しく光陰を過ごし、空しく老朽に到り、以て臍(ほぞ)を噬(か)むこと莫かれ。勉旃勉旃。

  

前華園叢中、松島岩畔に寓する把不住軒主希膺(花押)

 

東園寺 所蔵書画

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