賛古梁紹岷禅師 画東洋、伊洲、梅関「月下梅鶴画賛」
「雪は山中に満ちて高士臥す。月明の林下美人来る。」
梅関の梅、伊洲の鶴、東洋の月の画に南山和尚が着賛した合作。南山和尚の着賛は明代の詩人である高啓(1331~1370)の作品からの引用。南山和尚の署名に85歳とありますので、和尚の最晩年となる天保9~10年頃の作品と思われます。ちなみに南山和尚は天保10年11月8日に遷化、南山より1歳年長の東洋は同じ年の11月の23日にこの世を去ります。
賛古梁紹岷禅師 画東洋、伊洲、梅関「月下梅鶴画賛」「雪は山中に満ちて高士臥す。月明の林下美人来る。」 |