塩竃松島図一双屏風
塩竃松島図一双屏風(塩竃) 塩竃松島図一双屏風(松島) 塩竃松島図一双屏風(瑞巌寺水主町周辺) 塩竃松島図一双屏風(天麟院から月見崎付近) 塩竃松島図一双屏風(雄島) 塩竃松島図一双屏風(塩竃中心部) 塩竃松島図一双屏風(東園寺) 塩竃松島図一双屏風(鼻節神社周辺) |
江戸後期作と思われる塩竃松島絵図。一双屏風。金地、海の青、山々の緑、さらに瓦屋根に用いられている紺色により非常に華やかな印象を受ける。また鼻節神社付近などを始め一部の丘陵が実際よりも遥かに高く描かれメリハリの効いた構図となっている。
東園寺は海に隣接した高台に描かれる。江戸後期までの松島塩竈図には必ずといって描かれる東園寺だが、慶応三年の大火で伽藍焼失、図面等も伝わっていない。このような屏風の絵が正確な伽藍を描写したものとは限らないが、中興開山曹源祖水和尚が再建した東園寺を想像する貴重な縁(よすが)と言えるものである。
東園寺は海に隣接した高台に描かれる。江戸後期までの松島塩竈図には必ずといって描かれる東園寺だが、慶応三年の大火で伽藍焼失、図面等も伝わっていない。このような屏風の絵が正確な伽藍を描写したものとは限らないが、中興開山曹源祖水和尚が再建した東園寺を想像する貴重な縁(よすが)と言えるものである。