古梁紹岷禅師「含虚堂眺望」
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南山和尚こと古梁紹岷禅師が明和四年(1767)、江戸高輪東禅寺で同寺九世洪道和尚のもとで修行をしていた時代に作った詩偈を後年写した作品。署名にあるように12歳時に作った作品ですが、南山和尚はこの詩をとても気に入っていたようで、年譜にもこの詩が紹介されています。
翠壁青蘿轅跡稀
飄然落日望依々
茅亭檻外千帆影
海色涵空白鷺飛
含虚堂眺望 南山十二歳作
翠壁青蘿轅跡稀
飄然落日望依々
茅亭檻外千帆影
海色涵空白鷺飛
含虚堂眺望 南山十二歳作