小池曲江「松下鶴画賛 賛古梁紹岷」
雲間無遠曠
松下有清聲
南山老人題
曲江散人写
仙台藩四大画家と称される小池曲江の鶴画に南山こと古梁紹岷禅師が賛を置いた作品。曲江居士の筆致から何かしらの宴で即興的に描いた、いわゆる席画かと思われます。
江戸中後期は貴族や武家のみならず庶民まで書画を愛でる文化が広まります。仙台においては南山和尚や四大画家を中心とする文化サロンが形成され、多くの作品が産み出されます。
縦135.5㎝ 横27.7㎝