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東園寺所蔵書画

柏堂景森禅師 「後夜客來稀 幽齋獨掩扉 三木道人筆」


後夜、客來ること稀なり 幽齋、獨り扉を掩う 

柏堂禅師は臨済宗妙心寺55世 長良崇福寺第4世 三木道人、金華道人、護阜と号す。署名に見られる別号「三木」は諱の「森」に因んだ命名かと思われます。
快川紹喜の法嗣で、快川紹喜-柏堂景森-虚菴慧洪-一宙東黙 (蟠桃院開祖)-雲居希膺(瑞巌寺中興開山) と嗣法(しほう)されます。雲居禅師の師である一宙禅師は虚菴禅師の法を嗣(つ)いでいますが、虚庵の師である柏堂にも参禅しています。
一説に柏堂禅師は岐阜命名を織田信長公に進言した人とも。尚、岐阜命名者の候補としては政秀寺沢彦禅師も知られます。何れも妙心寺派の僧侶です。

「後夜客來稀 幽齋獨掩扉は『冷齋夜話』からの引用。同著は作者の覚範慧洪(1071~1128)の在世当時である北宋に活躍した詩人・文人の逸話や彼らの作品に対する評論を集めたものです。

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