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東園寺所蔵書画

「達磨画賛(賛 圓滿)」 承天宗杲老師(1872~1958)


妙心寺624世 元管長 松島瑞巌寺僧堂元師家 諱は宗杲。俗姓は三浦氏。
白雲洞、碧雲洞と号す。宮城県仙台市西光寺天霊宜祐和尚のもと得度。妙心僧堂小林虎関老師、瑞巖寺松原盤龍老師に参禅、盤龍の法を嗣ぎ、瑞巌寺127世として晋山。昭和24年、妙心寺派管長に就任、同27年までその任にあたる。法嗣に妙心寺派米国開教総監佐々木承周老師がいる。昭和33年2月遷化。世寿87。

 承天老師による達磨画賛。起き上がり小法師のおもちゃで知られる達磨さんは禅宗の初祖。頭巾のように頭を覆っている布は防寒対策の為に袈裟で頭を守っている姿で、現在でも東南アジアで気温の下がる朝などに僧侶が袈裟を被っている姿を見掛けます。南インドから禅を伝える為に中国にやって来たと言われる達磨大師、故郷よりも嵩山は寒かったかもしれません。
 承天老師の賛は「圓滿」
承天老師は半身達磨の画賛をたくさん描いていますが、袈裟を被ったスタイルの作品は比較的少ないと思われます。インドの古代語であるサンスクリット語のダルマには真理、宗教的義務、本質、行為の規範、存在などの意味があります。達磨=ダルマ=真理と見立てるとこの作品が円満なる真理を表現していると理解することも出来ます。

東園寺 所蔵書画

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