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古月禅材禅師「中峰和尚座右銘」

古月禅材禅師「中峰和尚座右銘」

古月禅材禅師 中峰和尚座右銘

中峰明本(ちゅうほうみょうほん 1263~1323)は臨済宗楊岐派の人。天目山の獅子巌に住む高峰原妙禅師に参じ、金剛経の一節である「荷担如来」を聞いて得るものがあり、後に泉の流れるを見て大悟したという。大悟徹底してからは一所不住の日々を送り、幻住と号して質素脱俗の境涯を示し、その家風は本邦でも大いに慕われた。この中峰和尚は現在でも広く専門道場で誦まれているが、これを以て如何に中峰和尚の道風が本邦で慕われたかを知ることが出来よう。と言っても、この「座右の銘」自体は近世以降以降の偽作とされるが…。
作品は縦26cm×横47cmの小品ながら細字で丁寧に記されている。「天目山香林和尚の需に応ず 古月老衲拝書」と署名される。一部、今日読誦される「座右の銘」と文字の異同が認められる。参考までに通常読誦される「中峰和尚座右の銘」は下記の通り。

中峰和尚座右の銘
 末世の比丘、形沙門に似て、心に慚愧無く、身に法衣を着けて、思い俗塵に染む。口に経典を誦して、意に貪欲を憶い、昼は名利に耽り、夜は愛着に酔う。外持戒を表し、内密犯を為す。常に世路を営んで、永く出離を忘ず。偏に妄想を執し、既に正智を擲つ。一つには道心堅固にして須く見性を要すべし。二つには話頭を疑着して、生鉄を咬むが如くせよ。三つには長坐蒲団脇席に着くること莫れ。四つには常に仏祖の語を看て、常に自ら慚愧せよ。五つには戒体清浄にして、身心を穢すこと莫れ。六つには威儀寂浄にして、暴乱を恣にすること莫れ。七つには少語低声、戯笑を好むこと莫れ。八つには人の信ずる無しと雖も、人の謗りを受くること莫れ。九つには常にを携えて堂舎の塵を掃え。十には道行倦むこと無く、飽くまで飲食すること莫れ。生死事大、光陰惜しむべし。無常迅速、時人を待たず。人身受け難し、今已に受く。仏法聞き難し、今已に聞く。此の身今生に向って度せずんば、更に何れの処に向ってか此の身を度せん。

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