令和五年八月発行
「心頭滅せば云々←これ危険です!」
このところの挨拶は決まって暑いですね!言いたくはありませんが、これだけ異常に暑いとそう励ましあい、互いに熱中症に対する注意喚起をしたくもなります。
信長の焼き討ちに遭い灰塵に帰した甲斐恵林寺の住職快川紹喜禅師が遷化に際して用いたと言われる「安禅必ずしも山水を須(もち)いず、心頭滅却せば火も自づから涼し」という句があまりにも有名過ぎて、禅僧は我慢するもの!というイメージがあるようです。
しかし、「寒暑(かんじょ)に応じて着衣喫飯(じゃくえ きっぱん)す」という禅の大切な教えもあるのです。暑いときには暑いなりに、寒いときには寒いなりにという意味ですね。
先入観や概念に捉われず自分自身や物事を見詰めるのが禅の本分ですので、「伝統だから…。」「世間体があるから…。」という硬直した考えから、即今、これがベストというものを見出す後押しに禅的な発想が活かされれば良いと思っています。
話は変わりますが、今年は猛暑のおかげか蓮の花が次々に咲いています。東の園という名前に反して日当たりがあまり良く無い東園寺ですが、これだけ日光が強いと木陰に置いた鉢からも花芽がぐんぐん上がってくるから驚きです!猛暑を上手に楽しみましょう!
信長の焼き討ちに遭い灰塵に帰した甲斐恵林寺の住職快川紹喜禅師が遷化に際して用いたと言われる「安禅必ずしも山水を須(もち)いず、心頭滅却せば火も自づから涼し」という句があまりにも有名過ぎて、禅僧は我慢するもの!というイメージがあるようです。
しかし、「寒暑(かんじょ)に応じて着衣喫飯(じゃくえ きっぱん)す」という禅の大切な教えもあるのです。暑いときには暑いなりに、寒いときには寒いなりにという意味ですね。
先入観や概念に捉われず自分自身や物事を見詰めるのが禅の本分ですので、「伝統だから…。」「世間体があるから…。」という硬直した考えから、即今、これがベストというものを見出す後押しに禅的な発想が活かされれば良いと思っています。
話は変わりますが、今年は猛暑のおかげか蓮の花が次々に咲いています。東の園という名前に反して日当たりがあまり良く無い東園寺ですが、これだけ日光が強いと木陰に置いた鉢からも花芽がぐんぐん上がってくるから驚きです!猛暑を上手に楽しみましょう!