令和六年十二月発行
「お釈迦様の悟り」
十二月八日は成道会(じょうどうえ)、お釈迦様のお悟りを祝うと共に、私達がさらなる向上をお釈迦様に誓うお勤めを致します。
臨済宗や曹洞宗などの専門道場では十二月一日から八日まで、お釈迦様の成道にちなんで臘八大接心(ろうはつおおぜっしん)という年中で最も厳しい修行の一週間を過ごします。ですからこれが無事済んだ後に行われる成道会は、特に初めて臘八に取り組んだ修行僧にとって大きな達成感に包まれながらの法要となります。
私が臘八を経験したのは遠い昔となりましたし、そんなに長い間道場にいたわけでは無いので思い出もすっかり薄らいでしまいましたが、最終日に陽徳院様の御霊屋で夜通し坐ったことや、とにかく時間の経過が遅かったことなどは忘れ得ぬ経験です。
令和六年十二月八日、現代の瑞巌寺専門道場の修行僧達も晴れ晴れとした表情で成道会に参加していました。その姿に接すると私が道場にいた三十五年の雲水達と変わらぬ感動があるのだと実感します。仕事でも勉強でもスポーツでも楽な事ばかりで無いのは当然ですね。雲水が臘八を経てステップアップするのと同様、それぞれ苦難や苦手な事物を克服してこそ人間は成長するのだと思います。
二千五百年も前、迷える青年の工夫により生まれた仏教は今日も世界の人々の指針となっています。誰もがブッダのような立派な悟りを開けるわけではありませんが、自分自身や自分が与えられている時間を上手く活かし、より充実した日々を送りたいものです。
臨済宗や曹洞宗などの専門道場では十二月一日から八日まで、お釈迦様の成道にちなんで臘八大接心(ろうはつおおぜっしん)という年中で最も厳しい修行の一週間を過ごします。ですからこれが無事済んだ後に行われる成道会は、特に初めて臘八に取り組んだ修行僧にとって大きな達成感に包まれながらの法要となります。
私が臘八を経験したのは遠い昔となりましたし、そんなに長い間道場にいたわけでは無いので思い出もすっかり薄らいでしまいましたが、最終日に陽徳院様の御霊屋で夜通し坐ったことや、とにかく時間の経過が遅かったことなどは忘れ得ぬ経験です。
令和六年十二月八日、現代の瑞巌寺専門道場の修行僧達も晴れ晴れとした表情で成道会に参加していました。その姿に接すると私が道場にいた三十五年の雲水達と変わらぬ感動があるのだと実感します。仕事でも勉強でもスポーツでも楽な事ばかりで無いのは当然ですね。雲水が臘八を経てステップアップするのと同様、それぞれ苦難や苦手な事物を克服してこそ人間は成長するのだと思います。
二千五百年も前、迷える青年の工夫により生まれた仏教は今日も世界の人々の指針となっています。誰もがブッダのような立派な悟りを開けるわけではありませんが、自分自身や自分が与えられている時間を上手く活かし、より充実した日々を送りたいものです。