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法螺貝 住職の法話

平成二十年一月発行

『インド佛蹟巡拝記 その一』

去る十二月十三日より十二日間の日程でお釈迦様の八大佛蹟を巡拝して参りました。ここ数年お釈迦様が悟られた場所であるブッダガヤには所要があり毎年訪れているのですが、佛蹟巡拝となると新婚旅行以来ですから、実に九年ぶりということになります。インドは現在IT産業の成功により目を見張るばかりの発展を遂げています。しかしお釈迦様が活躍されたビハール州、ウッタール・プラディッシュ(UP)州は、内陸部に位置することもあり、その恩恵をあまり受けていないようです。日本から佛蹟の巡拝をする場合にはニューデリーかコルコタ (カルカッタ)から入国し、空路バラナシかパトナに飛んで、鹿野苑(ろくやおん)か王舎城(おうしゃじょう)あたりから佛蹟の旅を始めるのが一般的だと思います。今回、私たちはデリーからバラナシに飛んで、鹿野苑からの巡拝コースをとりました。ところが12月は濃霧の季節ということで、旅程の最初から 時間も空港で立ち往生!早くもインド時間を味わうことになりました。インドで公共の乗り物の時間が遅れるのは当たり前!インドになれた人にとって六時間は、決して長い待ち時間とはいえないのですが、ものごとが時間通り行くのが当たり前の日本人にとっては、やはり苦痛であります。初っ端からのトラブルで興ざめしてしまった参加者の方もいたようでしたが、実に今回の旅行ほど順調なインド旅行は無いと言っても過言ではなく、後述するバラナシ~ブッダガヤ間のバス移動などは、たった六時間という記録的短時間で現地ガイドも驚いていたほどでした。唯一の想定外(実は想定内)がこの空港の六時間待ちだったのであります。しかしインドを楽しく旅するためには大らかになることが肝要です。待ち時間の空港待合室を見るとインド人達は誰も文句を言う人などおりません。日本人はヒンズー語がしゃべれませんので文句の言いようがありません。日本ならどうでしょう?空港職員の青ざめた表情が見えるようです。もちろん乗り物は時刻表通り運行されるのが良いに決まっていますが、人生にも時刻表があるかの如く右往左往しているのが現今の日本人には少なくないのではないでしょうか。平成二十年新しい年の幕開けです。ネズミのように一所懸命にチョロチョロしましょう!

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