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法螺貝 住職の法話

平成二十四年五月発行

『無心になる』


 「一行三昧とは、一切処に於いて、行住坐臥、常に一直心を行ずる、是なり。」
 (一行三昧とは、どんな処にあっても、歩いていても立っていても、坐っていても寝ていても、いつでも雑じり気の無い真っ直ぐな心で、思い語り行動するという事である。)
 これは六祖壇経という書物の言葉。六祖壇経は達磨さんから数えて六番目の祖師である慧能禅師の言行を集めたもの。この慧能さん文字の読めない人と言われているが、六祖壇経にはお経からの引用も多い。心眼で読んだのだか!?
 私達は「無心」「無になる」という言葉を使います。しかし「無に成り切る」これは難しい事です。人間何も考えないという事が一番難しい・・・。
 「あいつは何も考えていない。」という指摘は何も考えていない人を言うのではなく、よそ事を考えている人や、単にだらしない人間の事を指すのでしょう。
 一行三昧というのは、それぞれ即今の場を一所懸命に生きる事。一つの事柄を懸命に考えこれに集中する事を言います。
 我々大人になると、純心を以て物事に行ずる事が出来なくなります。これをしたら斯様な利益があるというお荷物がどうしても心から離れません。斯様に思うと子供というのは天才であります。即今此処を楽しむ事が出来ますね。もちろん、社会の中で生き抜く為には計画深慮は欠かせぬもの。しかし、一度決めたら一行三昧!でなくてはなりません。

 
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