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法螺貝 住職の法話

瑠璃光 平成十七年二月八日発行

『 忍の徳たること 持戒苦行もおよばざるところ 』

 二月十五日は涅槃会(ねはんえ)。日本ではお釈迦様が亡くなられた日であると信じられています。日本の各宗派の本山などでは涅槃図が荘厳され、遺教経(ゆいきょうぎょう)という経がお勤めされます。遺教経は学問的には偽經―中国で作られた経―で実際にお釈迦様が涅槃の際に行われた説法ではありません。しかし仏教初期のシンプルな教えに儒教的な感覚を取り入れたこの経は、日本人にとっては受け入れやすい内容を持っています。

 さて表題の「忍の徳たること云々」は、この遺教経の一節で、禅僧が墨蹟などで好んで書す言葉ですが、読んで字の通り、日常生活を営む上で不可避的に生じる様々な苦悩を乗り越え、日常生活を粛々と行ずることが宗教的な修行や苦行よりも優れているという意味になります。

 当然ながら会社も家事も学校も、楽あれば苦あり。しかし、楽は苦の種、苦は楽の種、人生これ修行と諦めて精進しましょう。

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